授業の理論が古くて使えないという意見に対する先生の回答 | 日本で活動中のサッカー監督のブログ

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バルセロナで修行してきましたが、2017年より日本で活動しております。

今日は監督学校での話です。

各セッションごとに戦術や

技術など目的を分けて練習を

たてる方法論を監督学校で学びました。

一通り方法論を学んだ後の質疑応答で

僕は戦術的ピリオダイゼーションを

例にとって授業でやってる方法論は

限られた練習時間しか与えられない

自分には非効率で現場で使えない

という意見を先生に伝えました。

僕の意見に先生がどう答えるかと

思ったら

「授業でやってるほとんどの内容は

古いもので確かに現場で使えない」

いきなりぶっちゃけました。


「ただ最新の方法を学ぶ前に

その変遷と基礎を知っておくことは

重要で例えば戦術的

ピリオダイゼーションであっても

セッション毎に技術、戦術、

フィジカル、メンタルなどの目的と

その負荷を整理する必要があって、

この理論を学ぶことはけっして

無駄にはならない」

と。


先生の意見を伺いながら

学校の勉強全般に言えること

だよなぁと妙に納得しました。